日本人のトランス脂肪酸の摂取量

日本人のトランス脂肪酸の摂取量

2004年の日本食品油脂検査協会の報告では、大人一日あたりのトランス脂肪酸の摂取量は、日本では1.56gとなっています。これに対して、アメリカでは5.8gです。

日本人 アメリカ人
大人一日あたりのトランス脂肪酸の平均摂取量

1.56g

5.8g

総エネルギー摂取量に対するトランス脂肪酸摂取量の割合

0.7%

2.6%


WHO/FAOが発表している、トランス脂肪酸の総エネルギー摂取量の割合は1%未満ですから、日本人の0.7%ははこれをクリアしているわけです。一方、アメリカ人の2.6%はこの基準をオーバーしています。

日本の平均トランス脂肪酸の摂取量が諸外国に比べて少ないことが、もちろんよいことですが、これが日本のトランス脂肪酸の規制の遅れにも関連していると考えられています。アメリカは油物を摂る傾向が強く、日本より重篤な状態であるので、トランス脂肪酸の規制も世界に先駆けて実施しています。

また、近年は食の欧米化が進み、特に若い人の間では昔よりも油脂分を多く摂取する傾向にあります。日本はあまりトランス脂肪酸の規制が進んでいませんから、油断するとトランス脂肪酸の摂り過ぎで、動脈硬化やアレルギーなどの病気になるリスクが増えてしまいます。

日本でも早期にトランス脂肪酸の規制が行き渡ることを望みます。


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