トランス脂肪酸の日本国内での規制

トランス脂肪酸の日本国内での規制

日本国内では現在のところ指摘や警告はあるもののトランス脂肪酸に対する規制はありません。

 

農林水産省が実施した調査研究(2008年)から、日本人が、一人一日当たり食べているトランス脂肪酸の平均的な量は0.92〜0.96グラムと推定されます。

 

これは平均総エネルギー摂取量の0.44〜0.47%に相当します。 食品安全委員会によると、日本のトランス脂肪酸の摂取量は平均総エネルギー摂取量の0.3〜0.6%と見積もられました。

 

最近では、日本でも食品事業者による自主的な努力によって、トランス脂肪酸の含有量が従来よりも少ない食品が販売されています。

 

天然にあるトランス脂肪酸を減らすのは難しいと考えられていますが、油脂の加工でできるトランス脂肪酸は新たな技術を利用することで低減することができます。

 

食品事業者は、食品に含まれている油脂の加工由来のトランス脂肪酸をできるだけ減らすとともに、同時に飽和脂肪酸についても減らしていくことが望まれます。

 

厚生労働省が、国民の健康の維持・増進、生活習慣病の予防を目的に定めている「日本人の食事摂取基準」では、脂質に関しては、総脂質と飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸、コレステロールについて目標量や目安量の基準を定めています。

 

トランス脂肪酸については、「摂取すべき範囲として表すことが困難」として、目標量の基準は定められていません。



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